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  京税協ニュース  
平成14年5月25日 第97号
東 光 寺    右京地区 今井弘子

No.1
両丹地区懇談会
大同生命連絡協議会(両丹)
両丹地区の先生の寄稿

No.2へ
大同チャリティーゴルフコンペ
川柳
であい

No.3へ
組合の動き・理事会報告
丹後七姫伝説
学院ニュース

No.4へ
萩・長門湯本温泉の旅
短歌
京の文学散歩

京税協ニュース第97号bP


両丹地区懇談会開催される

 4月4日 (木曜日)、 京税協と両丹地区組合員との懇談会が、 福知山の 「サンプラザ万助」 に於いて開催された。

本年は協同組合創立30周年という節目を迎え、 懇談会の内容もそれを踏まえたものとなったが、 これを受けて

参加者も組合より14名、 両丹地区より50名と多数を数え、 組合活動に対する両丹地区会員の期待の大きさを

伺わせる会となった。

理事長挨拶

理事長 上田  寛

 恒例となりました両丹地区懇談会を開催いたしました所、

お忙しい中、 会員の先生方の多数のご出席をいただきまして、

誠にありがとうございます。 日頃は組合の運営・経営において一方ならぬご支援、 ご協力いただいております事を

この場をお借りいたしまして厚くお礼申し上げます。

 本年は組合創立30周年を迎えるということで、 7月26日に総会と30周年の記念式典を開催致します。

是非多数の先生方のご参加をお願い致します。

 なお、 この30周年をうけて8パーセントの記念配当を実施させていただく予定であります。

 会館の場所についてですが、 3月26日の理事会におきまして、 税理士法改正における研修会の開催等に

つきましても利便性の高い場所に移転し、 遠方からおいでいただく皆様の交通事情のご負担を少しでも軽減

しようという意見があり、 実行委員会の方で可能性も含めて検討しております。

 このような状況をこの後の懇談会におきまして副理事長、 専務、 委員長よりご説明させていただきますので

両丹の先生方のご意見を充分にお聞かせいただき、 またご質問にお答えするなかで京税協の今後のますますの

発展を期したいと言うことでございますのでどうかよろしくお願い申し上げます。

お知らせ
第30回通常総会
創立30周年記念式典

平成14年7月26日(金)開催

(場所)

京都ホテルオークラ

京都市中京区河原町御池

(日程)

総   会 午後2時00分〜3時00分

式   典 午後3時15分〜4時45分

コンサート 午後5時15分〜6時15分

祝 賀 会 午後6時20分〜8時00分
多数のご参加をお願い致します


大同生命との連絡協議会

 小坂委員長が司会を務め、 林副理事長の挨拶の後大同生命との

地区連絡協議会が開催された。

 大同生命千代島支社長、 森福知山営業所長より、 4月1日より

相互会社から株式会社への転換を果たした件、平成13年度の業務

推進の報告等がなされ、 その中で昨年度新契約目標達成に関してお礼が述べられまた、今年度の課題として、

京税協30周年記念ポイントGETキャンペーン、 事務所研修開催のお願い、 無配当定期保険Rタイプの説明、

4月より保険契約の 「契約年齢」 を 「満年齢方式」 に変更した点等、 現在の不況を生き抜く様々な施策についての

説明がなされた。

各担当部門の報告

 続いて吉澤専務理事の司会のもとに両丹地区懇談会が開催され、 前記の理事長挨拶の後各部門報告に入った。

総務部門 (廣瀬副理事長)

 この1年間の組合の動きについての報告の後、 去る1月29日の基本問題検討特別委員会において会館を

新たに取得することの検討をスタートする旨及び、 7月26日の通常総会の後に開催する創立30周年記念式典

(式典の総合的な段取り他京都市民合唱団によるコンサート等) についての報告があった。

学院部門 (石原副理事長)

 立命館大学への社会人推薦入学者の募集をし、 秋季、 春季それぞれ1名の入学者を出したという報告及び、

14年7月に福知山納税協会と、 両丹の組合員にむけての講座を予定しており、 組合員の希望の講師および

テーマの内容についての申し入れに対するお願いをした。

保険部門 (林副理事長)

 本年度開始の時点で保険委員会においては生・損保を取り扱うことでスタートしたが損保部門は廃止すると

いう事、 今期331億円の新契約があり目標達成はしたが、 解約は345億円に達し累計2,907億円に留まって

いる。 30周年を迎えるにあたり 「ポイントGETキャンペーン」 (実施期間…14年4月1日〜9月30日) を実施し、

来年度は新契約400億円を目標とするとともに3,000億円を目指しそのために第1小委員会 (代理店の増強

担当) 第2小委員会 (代理店の教育・フォロー担当) を立ち上げ、 また盛会だった代理店のパネルディスカッション

を両丹地区においても実施したい旨の報告があった。

事業部門(田島副理事長)

 組合員ハンディブック、 税務便覧販売、 受託販売についての説明及びその販売実績が現在2,500万円に

達したとの報告、 今期の新契約企業に鰍iTB、 椛蜥ヒ商会が入ったことによる利用の勧奨、 アンケート実施に

対するお礼、 30周年記念旅行 (ケアンズ・エアーズロック) に両丹地区より3名申し込みを受けている旨の

報告等があった。

地区連絡部門 (粟田副理事長)

 組合への出資金を平準化するに当たり、 両丹地区の組合員の中で10万円に達していない人は申し込んで

いただければ差額分を受ける旨の説明、 4月21・22日実施の1泊旅行における申し込み人数 (114名

内両丹地区30名)、 30周年記念事業に関しては、 表彰委員会において表彰基準・表彰基準該当者等の検討を

している等の報告があった。

意 見 交 換

 引き続き作見常務理事が進行役となり、 各部門報告を受けて意見交換がなされた。

 今回のチャリティーゴルフは確申期の直後 (3月25日) なのでもう少し後に変更することはできないか。
 以前実施した様に今後出来るだけ4月開催を考慮したい。

 潟Gッサムの商品については事務局において販売しているが、 直接の購入の場合は手数料は
発生しないのか。
 組合経由分だけになると思われるが、 確認してみる。

 大丸とは提携しているが、 福知山に出張所のある高島屋とは提携しないのか。
 高島屋と伊勢丹に交渉したが、 そういう方針はないという返事をもらっている。 大丸においてはホーム
ショッピングという形で両丹の組合員も同じ割引になっているのでご利用いただきたい。

 組合加入率80パーセント強という話だが、 今後この率について何らかの方針はあるのか。
 京都市内においては80パーセントを割り込んでいる地区もある。 加入率は低迷しているといってよい。
今後さまざまなメリットをアピールして加入勧奨をし、 加入率アップを図って行きたい。

 会館移転に関して、 現在の会館は車輛の出入りが困難なので新しい会館はその点に配慮してほしい。
 四条烏丸近辺の利便性の良い所で検討中なので必然的にスペースは小さくなる。 駐車については
近辺の駐車場に頼らざるを得ないが、 出来るだけ配慮したい。
 

懇 親 会

 田中専務理事の司会の下、 懇親会が行われた。 懇親会の席においてもお互いの近況や来るべき30周年

記念事業にむけて活発な意見が飛び交い、 有意義な1日の締めくくりにふさわしく、 盛会のうちに時が過ぎた。


京都税理士協同組合両丹地区
 連絡協議会への出席にあたって

大同生命保険株式会社
 京都支社長 
千代島道生

 両丹地区連絡協議会への出席は、 今回で2回目となり、 前回と比べますと、 多少の余裕があったようでした。

京都支社へ着任して1年が経過し、 改めて貴組合の偉大さを痛感しているところであります。

 お蔭様で上田理事長先生をはじめ、 役員先生、 多くの先生に親しくお付き合いをしていただき、 2年目を迎える

ことができました。 本当に有難うございました。

 前回同様に、 今回も上田理事長先生ならびに役員先生と京都駅・二条駅から分散乗車し、 ちょっとした旅行

気分で会場の福知山へ向かいました。

 当日の連絡協議会には、 安達支所長先生をはじめ、 多くの先生が出席され、 また、 私どもの推進委員も

数多く出席させていただきました。

 本年は、 貴組合創立30周年記念にあたり、 私どもは、 悲願である制度受託商品 「総合事業保障プラン」

保有契約3000億早期達成 (最高新記録達成)、 事務手数料アップ、 ならびに登録代理店の推進を、

本年度の3大目標としております。

 また、 本年度は、 創立30周年記念の一環として 「ポイントGETキャンペーン」 を展開 (平成14年4月1日〜

9月30日) していただいております。 「従来よりも有利な還元」 と 「70000ポイント川奈ホテルゴルフ (富士コース)

ご招待」 で、 ゴルフをされる先生にも、 されない先生にも、 ご満足いただけるものと確信いたしております。

 私ども大同生命は、 本年4月1日に株式会社へ転換し、 東証・大証 (ともに一部) へ上場することができました。

上場するまでに約3年半かかり、 この間、 莫大な費用・労力等を費やしました。 株価も高値で推移しており、

ご契約者・市場・マスコミ等からも高い評価を受けております。

 今後もこの高い評価を維持していくためにも、 継続的にしっかりとした業績をあげていかなければなりません。

引き続き、 ご理解・ご支援を賜ります様お願い申し上げます。

 最後になりましたが、 貴組合ならびに先生方のますますのご発展をご祈念申し上げます。


両丹地区のつぶやき

相撲雑感

福知山地区 細見 敏夫

 見る人によってはおもしろさが異なるスポーツがあるが、 私は相撲がおもしろいと思います。 その訳は取り組み

構成で同門の力士とは組ませない、 また力士の体重の軽重や身長の高低など全く考慮されることなく、 年齢の

制限もない。 過去の地位や経験などについても、 全く無関係のようである。

 この力士たちが、 土俵の上での勝負が決まる時間は、 1取組で約5秒前後で終ることが多く見られる。

勝負は行司の判定によるが、 時には審判役と云う数人の組織により取り直しや行司の判定が逆転する場合

さえある。

 他のスポーツでは耳にすることが少ない。 そうして各場所の千秋楽が終わると華やかな表彰や受賞の式が

あるが、 準優勝の表彰などは一切耳にしたことがないにもかかわらず、 力士は“勝”の一字に挑戦するため

には、 「自分を信じる」 その一言以外にはなにものもないのが力士の宿命かも解りません。 社会人の中には、

他人に頼りすぎる人がないとは云い切れません。

 一人一人が自分の能力をよく知った上で、 一層の努力をし、 自分の責任を精一杯に果たす美しさが何よりも

貴重であり、 大切ではないでしょうか。  

「趣味の世界」

峰山地区 東  幹夫

  「ヒカルの碁」 が、 平成10年に週刊少年ジャンプで漫画で発行され、 現在もブームが続いています。

 いろいろな趣味の世界が有る中で、 私の本当の趣味は 「囲碁」 の世界です。

 現在が不況の時とすれば、 もっと貧しい時代の昭和35年夏休みに碁石を持って打ち始めた (遊び) のが

最初で、 現在に至っています。

 この40年余りの間に、 転機が2度ありました。

 1度は、 先輩の紹介で日本棋院の支部に所属した頃。 2度目は、 昭和50年代の初めNHKの宇宙の話

(小尾信彌教授) を毎日聞いた頃のことです。

 囲碁の 「マス目」 は361路あります。 この数は、 1年間の毎日をどのように設計し進んで行けるのか (相手が

いるため) 楽しみでもあり苦しみでもありますが、 常に方針・設計変更に悩まされます。 思い通りにいかないのが

通常で、 失敗も毎回あります。 しかし、 時には妥協したり、 失敗を糧として成功に結び付けることも出来ます。

 又、 この目の数は、 全天空をも差し示すものです。 大地からの那智黒の黒石、 そして生物の生み出した蛤の

白石、 地上の植物の榧の碁盤、 その盤上で展開される宇宙戦。

 互いの戦いの中にもバランスを必要とし、 時として消滅し、 生まれ変わることも度々あります。

 このような楽しい趣味の中で、 一番役に立ったのは、 先達の方々に囲碁以外の話を聞き、 生きていく上での

指導をいただいたことです。

昨今思うこと

園部地区 小畑 圭一

  老師に誘われるまま数年振りに本山研修で永平寺へ入山した。

 身を切る程の寒さと雪の中での坐禅はそれなりの意義はあるが、 深緑の陽光の下では観光気分になるのも

凡人の悲しさか。

 日頃の気忙しさを忘れ、 しばし瞑想の世界へ。

 ―今日も先輩方より一足先に登城し、 何時ものように机に向かう。 戦乱も昔話となり天下太平の世となったが、

地方の小藩なるが故に財政は相変わらず苦境にある。

 そのうえ、 ここ数年天候不順もあって米の作柄も芳しくないと聞く。

 新規開墾や河川改修・品種改良など米の増産に結びつく何かの対策を講じなければと焦る。 他方、 財政支出

は増加の一途にあり、 経費節減にも限度があり、 この際禄高の先輩諸氏に理解を求め、 抜本的には人員削減

を断行してもらうより道はなさそうだ。 さもなくば若い世代が意欲も持てぬし孫子の代まで借財を残し禍根となろう。

 明日にも具体策を城主に進言しようと親しい友とも相談を重ねて来た。 ……―

 突然、 警策が肩に飛んだ。 どうやら居ねむりをしていたらしい。

 過去と現実が交錯する中でふと我れに返り、 何時の時代も財政の健全化は共通の悩みと考えさせられる。

 また、 最近母が転倒し入院を余儀なくされた経緯があり、 退院後の相談に社協の窓口を訪れ福祉や介護制度

の知識を授かったが、 今迄余りにも呑気だったことを反省させられた。

 やがては自分も家族や制度にお世話になるだろうから、 その時の備えも考えねばならぬ。

 俗界を離れても雑念を捨てられぬまま修業の真似を終えて下山の途についた。

雑 感

園部地区 平田弥三郎

 去る4月4日恒例の京税協両丹地区懇談会に参加し、 1ケ年ぶりに旧友との交流を暖めることができた。

 お互い仕事に追われ疎遠になりがちで、 近況を知る術もないのが実情で、 この懇談会で救われる。

今ではお互いの楽しみの1つになり、 定着した感がある。 なお京税協正副理事長との懇談、 懇親の場は、

京税協業務に対する理解を深め組合員としての意識を高めるのに役立っており、 有意義な企画と思っている。

 園部の会員としては、 昭和55年の法改正以来、 郡部5支部として密接な連携があり、 お互い協力しあって

きたと思うし、 今後も共通する問題の解決のため更なる連携が必要と思われる。

 園部については、 地理的には京都市内に近いが、 郡部の特性からみれば矢張り両丹地区とは1つのグループ

である。 近税本会の行う諸施策は、 支部連単位に企画されているが、 今年度の 「支部役員との連絡会議」 は

峰山、 宮津、 舞鶴、 福知山に加え兵庫県の豊岡、 和田山、 柏原を一緒にして行うことになった。 従って園部は

市内のブロックになる。

 この様に今後は地理的な区割で行うと思うが、 その組合わせは、 時と目的に応じ適宜考えればよいのでは

ないか。

 いずれにしても、 園部は奥丹からみれば市内への入口で、 市内からみれば奥丹への入口となる。 東西の

要衝の地で相方の掛け橋的な存在となって近隣支部との交流を図り共通する諸問題について、 積極的に情報の

交換を図る必要があると思われる。


事務局人事

 平成14年3月29日付をもちまして退職いたしました。

 短い間でしたがお世話になり、 ありがとうございました。

                        小林  慎


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