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第29回通常総会開催
理事長挨拶
記念講演会

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支部長就任ご挨拶
故中野一城先生を悼む

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写真コンテスト
丹後七姫伝説
役員・委員名簿
新役員ですよろしく

No.4

大同生命優績営業社員表彰式
組合の動き
京の文学散歩道


第34回大同生命優績営業社員表彰式

 平成13年5月233日、 リーガロイヤルホテル京都において、 平成12年度

下期、 第34回大同生命優績社員表彰式が挙行された。

 式は定刻、 大友紀専務理事の司会で、 林伸三郎副理事長の開会の

言葉で始まった。

 上田寛理事長が 「相変わらずの厳しい環境の中、 素晴らしい成績を挙げて戴き、 皆様の日々たゆまぬ努力の

賜と厚くお礼を申し上げる。 今後も“幸せを運ぶ小鳥”として健康に留意して京税協を助けて欲しい」 と挨拶の後、

船越和博理事近畿地区営業本部長が 「昭和49年に業務提携以来、 相互の努力により順調に業績をあげ、 ゆるぎ

のない信頼関係を構築してきたが、 最近の景気の低迷、 同業他社との競争の激化等の中、 新契約の鈍化、

既契約の解約の増加等により団体手数料に陰りがでてきたと懸念している。

しかし多くの他保険会社が4月より新契約は保険料の値上げをしている中、 当社はごく一部の特定商品を除いて

保険料を据え置き、 しかも無配当保険を発売し日本で一番安い保険を提供している。 コスト意識に敏感な今日、

この一番安い保険がお客様に受け入れられないはずはない。 この無配当保険を中心に念願の3千億円の早期

実現を誓う」 と力強い挨拶をされた。

 続いて廣瀬伸彦副理事長の経過報告の後、 受賞者1人1人が壇上にて

上田寛理事長より表彰状と副賞を受け取られた。

 受賞者は次のとおり (敬称略)
吉田  梢 (23回) 南 美代子 (25回)
原 恵美子 (9回) 小沢 良子 (8回)
成瀬 浩子 (8回) 平井 智子 (2回)
嵯峨根秀樹 (3回) 出野タヱ子 (27回)

 受賞者を代表して第1位の吉田梢さんの謝辞の後、 千代島道生京都支社長が 「保有契約は13年3月末で

2,924億円で、 悲願達成まで後76億円。 今ここで我々はその悲願を達成する事を改めて決意している。

その決意を今日の挨拶にする」 と堅い決意を誓われた。

 粟田副理事長の閉会の言葉で表彰式は和やかな雰囲気の中に終了した。


組合の動き

5・30 保険委員会開催 (総会議案書草案について他)

6・ 1 事業小委員会開催 (本年度の事業報告について他)

6・ 1 上京支部総会に出席

6・ 4 伏見支部総会に出席

6・ 4 宇治支部総会に出席

6・ 4 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第4回)

         講師 坂部 浩先生  参加 35名

6・ 5 中京支部総会に出席

6・ 5 右京支部総会に出席

6・ 5 東山支部総会に出席

6・ 6 学院・簿記実務コース開講・全7回 (第6回)
         講師 竹内政明先生  参加 29名

6・ 7 正副理事長会開催

6・ 7 財務委員会開催 (第29期決算並びに第30期予算について)

6・ 7 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について他)

6・11 推薦会議開催 (役員候補者の決定)

6・11 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第5回)
         講師 坂部 浩先生   参加 35名

6・12 法規・諸規則委員会開催 (事務局服務規則の見直しについて)

6・13 情報化推進委員会開催 (Webコンテンツの見直しについて)

6・13 学院・簿記実務コース開講・全7回 (第7回)
         講師 竹内政明先生   参加 29名

6・14 総務委員会 (予算編成準備会) 開催 (第30期予算案の作成)

6・14 学院・短期講座開講 「財務評価にかかる実務上の諸問題」

         講師 高島良彦先生   参加 81名

6・15 全税共参加生保とのミニ業務推進協議会開催
         (第16回全国統一キャンペーンの推進施策について審議)

6・18 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第6回)
         講師 坂部 浩先生    参加 35名

6・19 近畿税理士協同組合連合会理事会に出席

6・20 一泊旅行写真コンテスト審査会開催

6・20 理事会開催

6・22 近畿税理士会第37回定期総会に出席

6・25 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第7回)

         講師 坂部 浩先生    参加 35名

6・26 保険委員会開催 (全税共業務推進に係る協議の件について審議)

6・26 全税共参加生命保険会社京都地区業務推進協議会開催

6・27 議案審理会開催

7・ 2 期末監査 (予備) 実施

7・ 2 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第8回)

         講師 坂部 浩先生    参加 35名

7・ 5 正副理事長会開催

7・ 5 常務理事会開催

7・ 5 理事会開催

7・ 9 期末監査実施

7・ 9 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第9回)

         講師 坂部 浩先生    参加 35名

7・10 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

7・11 第29回通常総会等開催準備打ち合わせ実施

7・13 相談役会開催

7・13 学院・短期講座開講 「平成13年度税制改正実務上のポイント」
         講師 岡本博之先生    参加 32名

7・16 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

7・16 学院・実務講座開講 「法人税の基礎知識と計算の実務」 ・全10回 (第10回)

         講師 坂部 浩先生     参加 35名

7・17 学院・短期講座開講 「平成13年度税制改正実務上のポイント」  於:福知山納税協会

         講師 岡本博之先生     参加 36名

7・26 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

7・27 正副理事長会開催

7・27 第29回通常総会・講演会・懇親会開催 (於京都ホテル)

8・ 3 正副理事長会開催

8・ 3 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

8・ 6 理事会開催

8・ 7 保険委員会開催 (委員の選考について)

8・ 9 中京納税協会理事会に出席

8・17 常務理事会開催

8・21〜31 (計4回) 学院・パソコン講座開講

8・22 財務委員会開催 (支所会計協議会の打ち合わせについて)

8・27 正副理事長会開催

8・27 正副理事長会構成委員と支所長・支所会計担当者との協議会開催

8・29 税務便覧制作委員会開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

8・30 編集委員会開催 (第94号の編集方針について検討)

8・30 事業委員会開催 (今後の運営方針について)

9・ 6 税務便覧制作委員会 (チーフ会) 開催 (平成13年度分税務便覧の作成について)

9・ 6 学院運営委員会開催 (今後の学院運営について)

9・ 6 学院・短期講座開講 「民事再生法のその後」
         講師 橋本皇玄先生    参加 70名

9・ 7 保険委員会開催 (新委員の顔合わせについて他)

9・ 7 編集委員会開催 (第94号の編集割付について検討)

9・11 学院・税理士事務所職員研修講座開講  「経営分析の基礎知識」
         講師 横井猛彦先生    参加 76名

9・14 編集委員会開催 (第94号のゲラ校正)

9・14 総務部門合同委員会開催

9・17 地区連絡委員会開催 (組合加入勧奨に関する件他)

9・18 編集委員会開催 (第94号のゲラ再校正)


理事会報告

◆第1回理事会

 平成13年度第1回理事会を6月20日午後2時30分より開催致しました。

 当日の出席状況は次のとおりでした。  
理  事

37名

監  事

 4名

相談役

 5名

[決議事項]

第1号議案

 第30期予算案承認の件

 第30期の事業計画及び収支予算が各部門担当の常務理事より提出され、 審議の結果原案どおり

承認され、 7月27日開催の通常総会に提出することとなりました。

◆第2回理事会

 平成13年度第2回理事会を7月5日午後3時より開催致しました。

 当日の出席状況は次のとおりでした。
 
理  事

32名

監  事

 2名

相談役

 3名

[決議事項]

第1号議案

 組合加入承認の件

 次の26名の組合加入が承認されました。

 なお、 組合員総数は1,425名、 出資金総額は15,220万円となりました。

                                 (申込順・敬称略)
大田 保憲 岸本 雅生 松本 洋和 廣内 秀康
島部 忠志 北田 智子 西田 智子 吉田  貢
横田 浩一 松岡 保彦 塩野 義明 川西 貴子
鴨井 勝也 山田 正克 田中  彰 水谷  滋
大西 淳史 松村 一郎 荒堀 政男 宍戸 信郎
寺田 慶子 村上 好和 小西 博代 太田 和男
田中 克巳 長谷川幸友子

   
第2号議案

 第29九回通常総会議案審議の件

 事前に送付している 「第29回通常総会議案」 (案) について説明があり、 出席者に諮ったところ全員

異議なく了承しました。

第3号議案

 役員任期満了につき改選の件

 6月11日に開催された推薦会議によって選出された役員候補者 (理事55名・監事5名) の報告が

あり、 原案どおり通常総会に提出することが出席者全員の賛成により決定しました。

第4号議案

 出資口数減少の件

 出資口数の減少請求に対し定款第17条第2項に基づき出席者に諮ったところ全員異議なく承認しま

した。

第5号議案

 事務局職員就業規則 (案) 承認の件

 事前送付の 「事務局職員就業規則」 (案) に基づき出席者全員に諮ったところ全員異議なく承認しま

した。

第6号議案

 組合員趣味の会助成額承認の件

 福利厚生事業 「趣味の会」 の助成金について活動状況等の報告があり、 正副理事長会・常務理事会

で決定した助成額について出席者に諮ったところ全員異議なく承認しました。

[主要報告事項]

1 第29回通常総会等開催準備の件

○議長の選出について…総会議長の候補者として右京地区の 「平澤政治組合員」 を考えている旨

報告がありました。

○講演会講師について…本年は、 作家・弁護士の 「和久峻三先生」 に 「近頃考えていること」 と題して

ご講演いただく旨報告がありました。

2 各部門報告

○全税共第16回全国統一キャンペーンの表彰基準の策定等について…特別表彰の賞名を各生命保

険会社から募集したところ、 「雅ファイブ」 に決定した旨報告がありました。 なお、 表彰式を平成14年1月

17日に開催する旨報告がありました。

○一泊旅行の写真コンテスト審査について…過日専門家をお招きし審査を行った結果、 今回は最優秀

賞の該当がなしという報告がありました。 なお、 表彰を通常総会懇親会の席で行う旨報告がありました。

○全税共チャリティーゴルフ大会開催について…全税共チャリティーゴルフの開催日は10月18日を

予定しており、 多数の参加をお願いしたい、 との報告がありました。

◆第3回理事会

 平成13年度第3回理事会を8月6日午後3時30分より開催致しました。

 当日の出席者数は次のとおりでした。

理  事

44名

監  事

 2名

[決議事項]

第1号議案

 理事長・副理事長・専務理事・常務理事互選の件

 選任方法については各支部長の中から選任された7名の選考委員による選考を行い、 前期理事長で

あった上田寛理事が推薦され、 全員一致で承認、 上田理事も就任を承諾されました。

 続いて選考委員は副理事長 (5名) 専務理事 (2名) 常務理事 (13名) の推薦を行い、 全員一致で承

認、 被指名者はそれぞれ就任を承諾しました。 (別掲)

第2号議案

 副理事長・専務理事・常務理事の役員職務分掌の件

 役員職務分掌規程第4条及び第7条に基づき別室にて常務理事会を開催、 別掲の一覧のとおり決定

しました。

第3号議案

 副理事長の理事長職務代行順位決定の件

 職務代行順位について議長より、 第1位廣瀬副理事長、 第2位林副理事長、 第3位粟田副理事長、

第4位田島副理事長、 第5位石原副理事長としたいとの発表があり、 全員異議なく了承しました。

第4号議案

 相談役選任の件

 相談役として別掲の8名の先生を選任することが承認されました。

第5号議案

 組合加入承認の件

 次の3名の組合加入が承認されました。

 なお、 組合員数は1,398名、 出資金総額は13,714万円となりました。

                        (申込順・敬称略)
柴田 哲男 井川 正隆 橋本 隆行

  
チャリティーゴルフコンペ開催
 
VIP君・ランちゃん
  チャリティーゴルフコンペ

        平成13年10月18日(木)
        瀬田ゴルフコース
          
奮ってご参加下さい!

京の文学散歩
     伏見地区 幡山 玲子    

京の神社仏閣・名所を舞台にした小説は数多くある。 「金閣寺」 しかり、 「古都」 しかり。
「京の文学散歩」 では、 小説の舞台をキーにしてフィクションとノンフィクションの異界を自由
自在にタイムスリップし、 そこに描かれた京の姿を今の目で見直し、 新しい京を発見して
紹介していきたいと願っている。

森 鴎外「高瀬舟」

 森鴎外 「高瀬舟」 の舞台は 「高瀬川」 である。

 高瀬川は、 高層ビルの建ち並ぶ河原町御池を東に一筋入った木屋町二条から始まる。

この川は1611年頃嵯峨の豪商であった角倉了以により総工費7万5千両をかけて建設され

た。 京都は古代中世を通じて、 経済文化の中心地であったが、 外洋に接しておらず、交通運輸

の隘路を打開するために、 大量輸送を可能にする高瀬川水運が計画されたのである。

高瀬川は二条から伏見に至る全長11.1km、 川幅約8mの運河で、9ケ所の船入(荷物の揚げ

降ろしをする船溜所) があったとされる。 この川は鴨川から水を引き、二条から十条まで鴨川と

平行にはしっている。 十条で鴨川を横断して伏見に至り、 伏見で淀川につながって、 京都と大阪

が水運で結ばれることになったのである。

 この運河を行き来したのが高瀬舟である。 高瀬舟は、 底が平たく、 舷側の高い舟で、 盛時には百数十艘が、

米俵や酒樽などを積んで上下したといわれている。 高瀬川と平行してはしる木屋町筋は、名前の通り、 その昔材木

問屋が軒を連ねていたそうで、 諸国産の材木も大阪から舟で一大消費地である京の都に運ばれてきたのであろう。

 鴎外は高瀬舟を次のように描写している。 「高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。 徳川時代に京都の

罪人が遠島を申し渡されると、 本人の親類が牢屋敷に呼び出されて、 そこで暇乞いをすることを許された。 それか

ら罪人は高瀬舟に載せられて大阪へ廻されることであった」 そして 「入相の鐘の鳴るころに漕ぎ出された高瀬舟は

黒ずんだ京都の町の家々を両岸に見つつ、 東へ走って、 加茂川を横切って下るのであった」

  「高瀬舟縁起」 によれば、 この話はもともと江戸時代神沢貞幹が著した随筆 「翁草」 にでていたものである。 罪人

を護送する京都町奉行附きの同心が、 兄弟殺しの科を犯した男が遠島を悲しがっていないのを不思議に思い、

その仔細を尋ねるという物語である。 そこに著されている庶民の財産の観念と、 安楽死の問題に興味を覚え、

「高瀬舟」 を中央公論に書いたと鴎外は述べている。

 高瀬川の描写は、 罪人と同心の心象を象徴する僅かな記述だけである。 「その日は暮方から風が歇んで、

空一面を蔽った薄い雲が、 月の輪郭をかすませ、 ようよう近寄って来る夏の温かさが、 両岸の土からも、 川床の

土からも、 靄になって立ち昇るかと思われる夜であった。 下京の町を離れて、 加茂川を横ぎったころからは、 あたり

がひっそりとして、 ただ舳に割かれる水のささやきを聞くのみである」

 鴎外が 「歴史其儘と歴史離れ」 のなかで 「山椒太夫」 について、 伝説の 「筋をたどって勝手に想像して書いた」

と述べている。 大正5年に発表された 「高瀬舟」 も同じであろう。 明治42年から43年にかけて鴎外は軍隊衛生

視察のため関西以西方面へ出かけたと年譜にある。 京都にも立ち寄ったのだろうか。 鴎外がもし祇園で遊んで、

高瀬川沿いを散策したことがあったなら、 何を考えていただろうか、 想像はつきない。

 入相の鐘は智恩院の鐘か、 それとも一之船入のすぐ側にある廣誠院の鐘であろうか。

 今は其の鐘の音も消されるくらい高瀬川沿いは賑わっている。 一之船入のすぐ側には島津製作所の発祥の地を

記念する2階建ての木造の記念館があり、 周辺には棟続きの2階建ての木造民家や、 大きな和風建物が、 コンク

リート造りの高層ビルを背に負けじと立っている。 明治には高瀬川の水運の役目は終わっていたが、 舟を利用して

の移動や逃走に便利だったのだろうか。 幕末から明治にかけて高瀬川沿いの木屋町筋には勤王の志士達が多く

隠れ住んだ。 其の寓居跡の碑があちこちに建てられている。 桂小五郎・幾松の寓居跡はレストランに、 天誅組の

吉村寅太郎の寓居跡は洋服屋さんにと、 家々は和洋風の料理店や内外有名ブランドのブティック等に変わって

いる。

 現在一之船入には復刻された高瀬舟が係留されている。 川床には石が敷き詰められ、 舟の航行はできない。

浅瀬には、 小魚が棲んでいるのだろうか。 足に赤い標識リングを着けた白鷺が1羽、 餌を探しながら悠然と歩き

回っている。
 川沿いには遊歩道が整備され、 東岸には櫻やしだれ柳が交互に植え

られている。 その中には東京銀座の柳も移植され、大きく育ってきてお

り、 木々は散歩にちょうどいい日陰を作っている。 西岸は川を眺めなが

ら食事や喫茶ができる店々が立ち並び、 格好の憩いの場を提供してい

る。 船入から少し下がったところの崖の上に、 佐久間象山や大村益次

郎の遭難の碑が建てられているのが、 長くのびた柳や櫻の葉越しに見

える。 御池通りを横切り、 川を南へ下るにつれ、 その昔、 この高瀬川木屋町界隈で勤王の志士や新撰組の隊士が

血なまぐさい争いを繰り返したなんて想像だにできない賑わいである。 まして、 江戸時代にこの川を遠島の刑に処

せられた罪人が下っていったなんて、 信じられないくらいの町の喧噪である。

 高瀬川は京の繁華街を南北に縦貫している。 皆さんも一度整備された遊歩道を、 石碑巡りをしながら、 十条まで

歩いてみられたら如何でしょうか。 「次第に更けてゆく朧夜に、 沈黙の人2人を載せた高瀬舟」 が 「黒い水の面を

すべっていった」 情景を思い浮べながら。


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